なんか違うな、と思って再度更新。

報われない、て言ったけれど、
それって違う気がする。

いろんな生徒がいて、
「さよなら」言えずに会えなくなった生徒がいっぱいいて、
最後に「頑張れ!」くらい言って別れたかったから、
それはそれで、すごく寂しい。
自分が一生懸命教えてきたコトに対して、何の前触れもなく辞めていかれるのって、
本当に報われないなって思う。

だけど、
短い90分という時間内で、一人一人といろんなやりとりをして、
難しい問題を真剣に取り組む横顔を見たり、
分からなすぎて強く指導をしてしまって、半泣き顔を見たり、
今まで分からなかったコトが、やっと納得できたり、
「90分間やりきった!」っていう晴れ晴れとした表情を見たり、
出来なかったコトが出来たって、単純に自慢してきてくれたり。
もうホント、いろんなやりとりがあって、
その一つ一つが生徒の成長の軌跡で、楽しかった。

ショッキングな話を聞いたけれど、
その生徒が学校でも問題生徒扱いされているとしても、
その生徒とのやりとりだって、やっぱり楽しかった。
問題行動起こしてるっていう事実を知らなかったからなのかもしれないけれど、
どんな生徒だって、
出来なかったコトが出来た時や、
自分が納得できるだけやりきった時の表情は、清々しい。

楽しい時間を過ごさせてもらったわけで、
みんなの成長していく姿を見ていけたわけで、
私にとって信じられない理不尽な行動をしたとしても、
それだけで全てを「報われなかった」といって片付けるのは、
私の器が小さいだけのように思う。

いいやん、信じるバカで。
自分の意にそぐわない行動をされたからって、
相手や自分を責める必要なんてない。
自分の行為に対して何かが返ってきて、そこで始めて「ありがとう」って、
嬉しく受け止めればいいやん。
いくら裏切られたって、信じるバカでいたい。難題。

いろいろ

2007年2月14日 就職・転職
いろいろ
書きたいコトはいっぱいあるのに、
試験勉強で更新しないでいたら、どんどん貯まってきた…。

月曜日、岡崎までサイクリング☆
往復50キロ。4時間くらい観光してたので、帰りは真っ暗でした。
家康さんが生まれた岡崎城を見て、
近くにある「三河武士のやかた家康館」で、
関が原の戦いの説明をする人形劇(?)に大興奮っ♪
その後、八丁味噌のカクキューへ。
古い洋風の建造物に、でかいでかい味噌樽に圧倒。
NHK連続テレビ小説「純情きらり」の桜子が頭をよぎる。

このサイクリングで、一日50キロが目安かと判断。

 
今日、バイト先の塾でショッキングな話を聞く。
決して授業は上手くなかったけれど、それなりに頑張る姿勢を見せていたと思っていた、
信頼している後輩先生に、裏切られた気分です。
そしてまぁ、生徒の保護者の授業料滞納や、
小さな出来事一つで簡単に友達外れにする塾生の女の子たち。
入試直前で、頑張っていたのは私だけのような気がしてくる。
なるべく本人が試験で点数を取れるように、と、
広く浅く、授業中もなるべく受験生に空き時間を作らせないように、
やれるだけやったけれど、本人にそんな気はないのかな。
いくら試験前にこれだけ付き合っても、本人から何も聞かずにさようなら。
そんな中3生ばかりです。
決して悪い子ばかりじゃないのだけれど…、報われないなぁ。

考えてみれば、
授業前に各生徒と向き合った時、
前回授業でその生徒が何に弱かったか、どんな問題に頭を悩ませていたか、
私がどんな教え方をして、その生徒がどうやって問題をクリアしたか、
そういった詳細が、すぐに頭に思い出される。
…のに、
本人は「あれ?そうだっけ?」という薄い反応。
私は何人もの生徒を相手にしていてこれだけ覚えているのに、
肝心の生徒は、そんなに覚えているもんじゃない。
そりゃそうだ、私の方が真剣なんだから。
でもそれって、おかしい。
私が真剣でいたって、塾生の記憶力が増えるわけではないし、
最終的にいきつくのは、本人のやる気。
どんな環境下にいようが、それだけの問題なんだ。

やる気なんて、個人の問題。
…そう言ってしまったらお終い。
子供相手だからこそ、大人がやる気を導いてやらないといけない。
そう思う。
でも…やっぱりこっちも人間、報われたいよぉ。

営業マン

2006年12月1日 就職・転職
さて、みんなの待ちに待った金曜日。
一週間の疲れから、我が家の女二人は居間で小さな布団を二人で仲良く分け合い、
ホットカーペットの暖かさに癒され、眠り込んでいます。
私は一人淋しく自室へ戻ってきました。
ケータイで写真を一枚、パシャリと撮って。

 
さて、たまたま見かけた、NHKの「あしたをつかめ〜平成若者仕事図鑑」再放送。
まともに見たのは初めてだったけれど、今日の特集は地銀の営業マンでした。
かなり興味深い。

朝のミーティングで営業成績というプレッシャーを受け、9時15分には外出。
とにかく数を打つ。融資を受けてくれるお客を足で探す。
一つでも多くの会社に自分の名刺を残してくる。
もちろん外からもお客さんに連絡を取って、相手の都合さえ良ければ飛んで行く。
昼食に一旦会社へ戻り、14時には再び外回り。
18時頃に会社へ戻り、一日の営業活動の振り返り。
どのお客さんが何を必要としているのか。今後の事業計画をどう考えているのか等、
とにかく営業マンは情報が命なんだそうだ。

今月一件も融資を取れなかった主人公、
もう1年近くも通いつめたお客さんの元へ再度訪問。
他の地銀がメインバンクであるにも関わらず、
お客さんにとって魅力的な提案を持っていき、契約成立。
契約をしたお客さんにインタビューをしたら、
「中小企業にとって、どこの銀行の融資を受けた、というよりも、
 どの営業マンの融資を受ける、という方が問題なのかもしれない。」
営業マンは良い人間関係を作るコトが大切。
時には、お客さんが必要としている情報や資料(新聞の切り抜き集)を提供。
本当に地道な作業だった。

確かに、私が就活中に営業インターンをした営業と全く異なっていた。
とにかく顔を出して名刺を残して、
やっとお客さんが顔を覚えてくれ、信用してくれるようになって、
そこで初めて、お客さんの財務諸表を見るコトができる。
経営上、どのような問題があって、どのようなニーズがあるのかは、
ここまで通いつめないと、オープンにはならない。
とにかく足を使って、顔を売るコトが必要。

私も4月からは、足の営業になるのかな。

http://www.nhk.or.jp/shigoto/
今日はバイト先の塾のミーティング。
これから待っている、中3生の入試講座の説明や成績の伸びない生徒対応について。
12月からは本格的に中3に力を入れ始めるから、忙しくなりそう。
冬期講習も30日まで開講するらしい…スバラシイ。

そこで、自分のコトも振り返ったりして。。。
いつまでバイト続けるかな。
本当は最後まで付き合ってあげたいけれど、私も最後の学生生活なので。
3月は自転車旅行に行きたいので。

この間、一人の中3生が塾を辞めていきました。
スポーツ特待生として、県内のいろんな学校から話が来たようです。
塾って、そういう場所なんだって、あらためて実感させられました。
決して学校ではないので、その必要がなければすぐ辞めるコトができる。
本業じゃなくて、副業的存在なんだって。

ミーティングをすると、他の先生がどんなコトを考えているかが見えて面白い。
前々から感じていたのだけれど、
あるお母さん先生が、よ〜く生徒1人1人のコトを見ていて、
感心する。
あの時、あの子はこう落ち込んでいた、とか、
最近、あの子のやる気が向上して、態度が変わった、とか、
あの子はこんなやり方をすると、ウケが良くて伸びる、とか。
他にも、この先生がそんなに生徒のコトを心配してるんだ、とか。
他の先生の真剣さを見て、ちょっと焦りました。

私は授業中、結構自分のコトでいっぱいいっぱいなので、
そこまでちゃんと生徒と向き合えてないなぁ、と。
態度が悪い子には、注意じゃなく、きちんと向き合って叱ってやらなきゃ。
何度も宿題を忘れてくる子には、宿題の重要性、塾に来る意味を、もう一度問い直さなきゃ。
なかなか単語が覚えられない子には、
どうすれば覚えやすいのか、もうちょっと考えてみてもいいんじゃないかなぁ。
 その授業が終わったら私の役目は終わり
だなんて、ちょっと悲しすぎやしないかな。

もっときちんと向き合う必要がある。
子ども相手じゃなくて、一個人相手として。

 
この間、ラジオで懐かしい曲を聴いて、
私も同じ年代・中3だった頃のコトを思い出した。
秋、私にとって受け止めにくい大きな問題が降りかかってきた。
友達との別れ、好きだった人との別れ、地元との別れ。
その受け止めがたい問題から、少しでも離れて平穏な日々を送りたいと、
一切クラスの仲間には伝えなかった。
でもその内弟を通して、クラスメートの耳にも届き始めて、
ある日、一人の友達が直接私に聞いてきた。
口止めしようとした私の行動が、全てを察知させて、
それからは、誰もその話題に触れないようにしてくれて。

ほろ苦いなぁ。。。えらいほろ苦い。
必死に忘れようとして、受験勉強だってみんなと一緒に頑張った。
別れたくなかったんよね。

中3て、傍から見たらまだまだ子どもに見える。
でも、あの瞬間は、その時の自分なりに、一生懸命だった。
いろんなコト考えてた。未来に対する不安・心配。
そういうの、ふと思い出した。
今接している中3生も、きっといろんなコト考えてるんだろうなぁ。

叱るコト。

2006年11月12日 就職・転職
叱るコト。
今日も入試対策講座。
担当生徒の一人が、この間凹ませてしまった子。
あれからきちんと塾に来てくれているので、
塾自体に拒否反応を示しているわけではないと分かり、安心してました。

前回の授業後、社員の先生に相談をしていたので、
今日は計算問題を終えたら、基本の文章問題をさせてみました。
これなら、彼女も投げ出さず、考えようとしてくれるかな、と。
2コマ連続で集中力が切れかかっていたけれど、どうにか取り組んでくれました。

それにしても他の3年生の態度が小学生の様に幼稚で、参ってました。
一人で手を休めているならまだしも、他の生徒の授業妨害に等しい振る舞い。
また、例の彼女に基本問題をやらせていたため、違う問題をしているコトに気付いてか、
「俺とレベルが違う〜」と、どこか嫌味に自慢。
一回一回注意はしていたけれど、きちんと叱ったコトが無いと、授業後に反省。
こっちが指導をしていても、本人にやる気がなければ無意味。
勉強なんて、講師が頑張るもんじゃないしね。

 
最近バレーが熱いです!
今日の試合は、途中でNHK大河ドラマにチャンネルを換えてしまったけれど、
昨日のセルビア・モンテネグロ戦は良かった!
選手の平均身長を見ると、10センチくらいの差があるものの、
背の低い竹下のブロック、リベロの菅山、修加ちゃんや杉山のアタック。
どれもこれも迫力満点で、テレビの前で必死に応援。
第3ラウンドも楽しみだぃ。
楽しくない授業
今日のバイト、生徒さんに可哀相なコトをしてしまいました。

うちの塾でやってる入試対策は、対象の中3を土日に集め、
一斉に同じ問題(結構難しい)を取り組む、というもの。
今日担当した生徒さんは、入試対策講座の振り替えで、
他の生徒を追いかける形で取り組んだのですが、
問題は、彼女の学力的なレベルが平均よりも低いコト。
基礎が理解できていないのに、入試対策講座の教材レベルが高すぎて、
一人では全く手がつけられない状態でした。
私もそれは重々承知だったのだけれど、教室の方針で教材が指定されているため、
それに逆らうコトもできず、渋々指導していたんです。

かなりの応用問題だから、一つの問題を解くために、
いくつものステップを踏まなきゃならない。
例えば二次方程式の問題だったら、
まず因数分解を展開して、同じ文字同士で計算して、更に因数分解して解かなきゃならない。
因数分解の公式さえ覚えていないのに、
そんないくつものステップが連なる問題を解けるはずがない。
初歩の初歩でつまずき、一つのステップがクリアしてもまた次のステップでつまずく。
彼女の集中力が続くはずもなく、何度も同じ間違いをする。
同じ間違いを何度も指摘する私は、「また同じ間違いかよ」と内心イヤになる。
いくら口調に気をつけても、そんな私の心理が節々ににじみ出ていたのかもしれない。

とうとう授業終盤、少し強く指摘してしまったせいか、彼女が涙ぐんでしまった。

本人はそんな弱みを必死で隠そうとしていたけれど、
それに気付いた私は、「ヤバイ」と思って、それからの言動には気をつけた。
でも、いくら言動に気をつけたって、彼女が出来るようになるわけじゃない。
何度も何度も同じ間違いを指摘し、彼女もほとほと疲れたんだと思う。
なんだか自信喪失させてしまった気がする。半ば投げやりだった。

 
そもそも、なぜ個人指導の塾で、本人のレベルに合っていない問題をやらせるのか。
個人指導のメリットは、個人レベルに合った授業が出来るコトだったはずだ。
それなのに、皆で一斉に同じ問題をするのだったら、個人指導をする意味がない。
うちの塾には、学校の授業についていけない落ちこぼれが多く集まっているのに、
塾の授業でも、本人の自信を奪ってしまうのは、絶対おかしい。

生徒側は、
分からない・出来ないから、本人だって授業がつまらなくなる。
基礎が分からないから理解できない。イヤになる。
指導側は、
何度も同じ指摘をしても、生徒に伝わらない。
自分の指導がなかなか報われない。
お互い、悲しい結果になるだけだ。

 
授業後、最近社員になったばかりの先生と上記内容含め話していたら、
今まで知らなかった内部事情が少し分かって、
今までの塾に対する疑問・不満が沸き起こるのも納得できた。
会社って、そういうものなんだ。社会って、そういうものなんだ。
よく勉強になった。
求めちゃいけない。自分で切り拓いていかなきゃいけない。
それが社会人ってヤツだ。

教室が開校してから半年。
生徒も教師も、なぁなぁな状態になってきた。
もちろん、私もだけれど。

 
さぁーて、今日は母親と御在所に行ってきたよぉー。
その話はまたの機会に。
バイトの時給(1コマ90分分)が50円上がっていました。
とっても可愛らしい昇給ですが、
とりあえず、良い意味で認められていると思うので、ヨシ。

普段、バイト中は他の先生と話をする機会が少なく、
他の先生がどんな授業をしているのか、知る機会が無い。
マイウェイで上手くやっているつもりだけれど、
それが果たしてきちんと認められているのか、
実は私の居ない席で苦情が出ているのではないか、と心配になる。
そんな時、授業後にちょっと他の先生と話すだけで、新しい発見がある。

この間は、ある先生が授業中に塾の教材をなるべく持たないように努めている、
と聞いて驚いた。
私の授業中は、常に3人分の教材が机に山積みにされていて、
それを一つ一つ確認しながら進めている。
だけどその先生は、なるべく生徒本人が持っている方のワークを利用して、
塾教材を使うのは、生徒が持っていない教材をコピーする時のみだそう。
確かに、山積みにされた教材の山の中で捜索願が出るのも度々あるし、
生徒の進度を一つ一つ確認する手間も省ける。授業後の片付けも楽。
 

社員の先生は、生徒一人一人の変化をよく捉えていて、
○○ちゃんは「面倒くさい」が口癖になってきた、とか、
△△君は毎回テスト後に落ち込むけれど、次のテスト前には緊張感が無い、とか、
生徒のちょっとしたふれあいから、感じ取っている。
そういう、生徒個人のバックグラウンドが分からないと、
例えば二人の生徒がテストで同じ点数を取っても、
 それが本人にとって上がったのか、下がったのか、
 本人の目標点数に到達したのか、しなかったのか、
その点数に対する意味合いが変わってきて、
安易に褒めて良いのか励まして良いのか、分からない。
まぁ、バイトはそこまで求められていないのだけれど。。。
でもやっぱり、テスト後は自分も一緒に喜んだりしたいので、
授業前に生徒のバックグラウンドをしっかり振り返る必要があるなぁ。
 
 
最近、授業報告書の形式が少し変わり、
生徒が授業で理解できた点、復習が必要な点を明確に書くようになった。
授業中は生徒がどんなトコに弱いのか、感覚として分かっていたつもりだけれど、
それをきっちり「要復習」として苦手項目を書き込むコトによって、
その生徒が何に弱いのか、明確に、しかも素早く分かる。
文章で誤魔化すことなく、箇条書きにして要点を押さえると、
本当に大事な点が見えてきた。
分かっているつもりでも、何が出来ないのか、ハッキリと見易くまとめるコトによって、
本当に大事な点が見えてくる。コレって、勉強だけじゃなく何にでも使えるな。

そして、最近思ったコトをこうやって書き込むコトも、
分かったコトが明確化されて、頭に入ってくる。おし、次に活かそ!
応援していく仕事
今日も塾バイトです。

担当生徒の一人が、中学2年の男の子の英語。
前回、私が月曜日に英語をやったばかりの子で、
振り替えの関係で2日後に再び担当させてもらいました。

前回出した、単語・熟語覚えの課題をちゃんと取り組んでくれ、
ほとんど出来ていなかったのが、8割覚えてました♪
こりゃ褒めるっきゃない!「よう二日で覚えたやん!!」
褒めてる私自身も嬉しい。

…が、同じ単元の英作文問題でつまずいている。
単語・熟語を覚えれば、あとは組み立てるだけ〜と軽く考えていたのだけれど、
かなり苦戦した形跡が。
「そのほかに何が欲しいですか?」の文の組み立て。
What else are you want? と答える彼。
「動詞が二つ入ってない?」と、自分でミスに気付くよう促したけれど、
よく分かっていない様子。むむ〜こりゃ問題だぞ。一からやらねば。
be動詞と一般動詞の疑問文・否定文の組み立て方を説明。
「そんなの知らんかった〜!!!」と、感動した様子の彼。
かなりの大発見だったらしく、「分かってよかったや〜ん!」と私も興奮。
これで文の組み立て問題・疑問文は完璧なはず。。。

「やっといて」と言った課題に、真剣に取り組んだ様を感じると嬉しい。
分からなかったコトが「分かった!」と、感激する生徒を見るのが嬉しい。
自分が喉をからして説明して、
授業後に「ありがとうございました」と笑顔で帰っていく生徒を見るのが嬉しい。
嬉しいともっと教えてあげたいと思うし、助けになりたいと思う。
素直な人、真剣に取り組む人は、そのひたむきな姿勢をしているだけで、
周りを味方につけ、応援させたくする、不思議な力を持ってる。

今までで一番嬉しかったのは、
授業後に「今日はありがとうございました。数学っておもしろい!」
というコメントをもらったコト。
自分の力で相手に良い影響を与えたってコトが、単純に嬉しい。
人を相手にする仕事の醍醐味はコレだね。

教室長に、この間母親と一緒に妹の授業参観に行った&塾生も見たと自慢したら、
本気で羨ましそうな顔をしていた。
自分たちの力がどんな結果を出しているのか、
応援している生徒たちがどれだけ頑張っているのか、見たかったんだろうなぁ。 
中学3年生の女の子。
勉強はあんまり得意な方ではなくて、
中1数学の「正と負の数」から復習をしていた生徒。

「負の数って、何?」

そんな素朴な疑問を投げかけられて、一瞬戸惑ったものの、
 りんごが5個ありました。
 子供が7人だと、りんごは2個足りない。
 子供が30人だと、りんごは25個も足りない。
 どっちの場合でもりんごは足りないけれど、
 その足りない具合が違うでしょ?
 それを、実際には存在しない数、「マイナス」で表して、
 足りない具合、どれだけ足りないかってコトを示すんだよ。
なんて、説明をしたコトもあった。
(そもそも、私も負の数の存在意味なんてよく分かってなかったけど、
こんな感じで良いのか???)

1週間ぶりくらいに彼女の授業を受け持ったら、
正負の数の足し算・引き算・掛け算・割り算が計算できて、
ちょっと分数を復習したお陰で、正負の分数計算まで出来るようになった!
前回、授業中はぶすっと大人しかった彼女が、
今日はハキハキして、手を止めるコトなく頑張ってる。

もともと、すぐに諦めずに考えられる子。
説明さえしっかりすれば、後は自分で挑戦していける。
問題に取り掛かる前は「難しいよー!!」と愚痴っていたけれど、
ちょっとやる気にさせたら、2ページも出来た。
今日は得意気な顔をして帰っていきました。
教室長に個人的意見を暴露。
ちゃんとコミュできてなかった、てのが分かった。

私は彼女が「適当に」やってるもんだと思ってた。
採用後の授業見学も省略され、突然授業スタートだったし、
複数相手の授業に慣れていないのに、早くも3人相手に抜擢。
生徒には、不慣れな先生を押し付けてお金とって、
教師側には、1人も3人も全く同じ時給で、
夏期講習に入ってから私のシフトが多くて、負担が大きすぎるし、
正当な評価がなされていないと思っていた。

システムが悪いって、ずっと思ってた。
だけど、まだやってみる価値はあるんじゃないかと思った。
まだ回しきれていないこのシステム、
きちんと回してみてから、もう一回不満を言ったって、いいじゃないか。

それよりなにより、
私は彼女を「適当」だと思っていたけれど、
彼女は私を「信用」していると聞いて驚いた。

彼女は彼女なりに、一つの教室を守る責任がある。
教室の生徒全員に、自分の力を伝えて、
それでも伝わらなくて辞めていく生徒を見るのは、本当に悲しいって。
そんな大事な生徒を、信頼していない人に任せられるわけがないでしょ?ってさ。

すぐ授業をさせたり、3人や体験授業の生徒を任せたり。
正直、採用して3週間でここまで任せるのは、早すぎる。
体験授業なんて、本当に信用している先生じゃなきゃ頼めないし、
社員の先生が受け持ったって、いつも緊張するらしい。
それを任せられたのは、採用面接時で持った印象や授業の様子を見て、
『任せられる』ていう信用を持ったから。
事実、体験授業の生徒の保護者はとっても喜んでくれたらしく、
今月末に私指名で入塾手続きをするらしい。
「正直、今biscoさんに辞められると困るんですよ。(苦笑)」

3人授業を回しきれていない。
だけど、回すための工夫をしていくコトはできる。
それを、場を借りて、ここでチャレンジするのは、
私にとってメリットになるんじゃないか。
出来ないコトを、他の先生を真似したり、相談したり、自分なりに工夫して、
もっと良い授業をしていく。
この経験はきっと、今後も絶対活きていくはず。
昨日まで4連休だったバイトが再開。
教室へ行ったら、初めての1(私)対3(生徒)型授業でひた…参った。
こんな日に限って教室長はどこかに出張中で、初めましての先生と二人っきり。
ぎぶ・みぃ・ゆわぁ・へるぷ。

もうなんかテンヤワンヤでした。
3つの机を行き来するのは、自分の頭もフル回転でいっぱいいっぱい。
一人が数学の文章問題なんかで躓いたら、他二人をしばらく放置。
理科をやってる生徒は答え合わせさえすれば、あとは生徒自身でなんとかなるので、
理科の生徒には申し訳ないけど、あんまりかまってませんでした。
不幸中の幸いで、3人とも中学3年生、勉強する姿勢はとりあえず出来てるので、
私がかまっていなくても、それなりに自分で進めてくれました。
これで小学生なんか相手にした日にゃ…イライラが募ります。
そのくせ、時給は生徒一人と変わりなし。
ねぇ、これって、明らかに私の能力を正当に評価してないよね???

塾のシステムにもっと大きな疑問を抱いたのは、私のバイト時間が終わった後。
授業が終わり、授業報告書を書いて帰り支度をしていると、
夕方から教室に現れた教室長が授業をしていました。
いつもは電話対応・保護者対応・他雑務で忙しい彼女が授業をするなんて、
今日の最終コマは教員不足だったみたい。
『大変やなぁ〜』と思っていたら、
私と同じ時間に授業を終えた先生を「駅まで送ってきます」と、教室を出て行きました…。
その先生は駅までの送り迎えが必要な先生だったみたいだけれど、
教室には、教室長が相手をしていた二人の生徒がいるわけで、
二人に解く問題を指定して、少なくとも往復20分はかかる駅まで行くなんて…。

塾側が、保護者にどんな説明をしているのか、知りません。
塾側が、どんな教育理念を明示しているのか、詳しく知りません。
『自立型学習』すなわち、参考書や解説を読んで一人で理解できる人間、
今後独学で自分の将来を切り開いていける人間を育成したい、
なんて聞いてはいるけれど、
もし、私が生徒の保護者だったとしたら、
どんな説明を受けたって、私にはただの言い訳としか聞こえないと思う。

生徒二人を、90分授業の内20分間、その名の通り「放置」する。
これって、サギじゃない?

一人の先生が、違うコトをしている生徒を同時に二人・三人担当する、
ていう時点で、半ば諦めていた。
各生徒のために、100%のコトはしてあげられない。
二人を相手にするコトによって、どこかで時間の無駄が生まれる。
でも、そういうシステムならば、それは仕方ない。
最低、塾という場所は、生徒に勉強をする姿勢を持たせるコトができるかもしれない、
そう思うようにしてた。
でもさ、そこで先生が全くいないんじゃ、
保護者はただの何もない時間を、高額なお金で買ってるわけです。
呆れた。

 
そう思っていても、
まだたったの2週間ちょっとしか働いていないにも関わらず、
担当した生徒を途中で見離すのは気が引けて。
生徒の「わかった!」が、私も嬉しい。
就活をしている時は、就活専用のメルアドを利用していたので、
就活終了後の現在、しばらく放置してました。
そんなところへ、10日も前に内定先の企業からメールが…。
就活辞めてもメールチェックくらい小まめにやっとかなきゃっ。

内容は内定者向けのメルマガ。
少しでも自分の会社のことを知っておいてもらおうと、
新人営業マンの一日のスケジュールや最近の社内での出来事など、
そんな堅苦しいものではなく、とっても読みやすい内容でまとめられてました。
内定者懇談会時にも社内報を配るなど、ちょっとしたコトだけど、
少しでも自分の会社を身近に感じてくれたら…ていう心遣いが嬉しい。

入社する企業を選ぶのには、ホントに苦労した。
今の会社に良い返事をした後、根本を覆されて早くも後悔しようとしてたりも…しました。(笑)
でも人事の対応は常に学生を気遣ってくれていて、
少しでも心配事をなくしてあげよう、ていう気持ちが伝わってくる。

ま、逆を言ってしまえば、
学生という一種の『お客様』でなくなり、
社員になった途端、どんな目に遭うか分からんケド、
そういうギャップはどこへ行っても同じ。
お客さんには良い顔しとくもの。

それでも、メルマガまで作ってくれる人事の対応は、やっぱり好感が持てる。

自ら働きかけて、スポンジのように沢山の物事を吸収する。

どこへ行ったって前向きに、貪欲に。
金の心配なんてしーひん。
社会人1年生っていう身分を最大限利用して、有効に時間を使ってやる!!
安時給で塾講師を続けてます。
明日から夏休み…午前授業のシフトまで入ってます。
塾講師の夏って、暑くないけどホント長いんだね。

バイトを始めて1週間。
生徒って言っても、いろんな子がいるんだって、毎日その対応に戸惑ってます。

自分のノリに乗ってくれたり、褒めたら褒めた分だけ喜びを表現してくれれば楽なのに、
そんな正直真っ直ぐ君ばっかりじゃないので、
緊張の糸を解きながら、相手の機嫌を伺いつつ、少しでも楽しい時間にしたいと思ってる。
だけど、勉強をする癖がない生徒は、自分が苦手・嫌いな問題をし始めると、
ちょっとムッツリ顔になる…。
苦手を克服するには、問題を解くコツをつかまなきゃなんないけど、
そのコツをつかむまでが大変で、
「苦手」をどうすれば「楽しく」取り組めるか、取り組めるよう仕向けるか、
これが今の私の課題かも。
今日から少人数制学習塾での講師バイトすたーと。
カテキョ経験有りが買われてか、
本来行われる授業見学をスキップして、突然授業させられちゃったよ。
私としては好都合だけど、全国展開する学習塾が、生徒一人分の95分間を、
どんな授業をするかも分からない一学生バイトに任せていいのですか?

会社って結構テキトーだね。どこも。

信念

2006年6月15日 就職・転職
信念
仮免に落ちたので、一人補習です。
大分コツがつかめてきているので、
一度説明を受けたことが、スラスラと頭を通過し、体が覚えてくれています。
ここまで来れば、きっと大丈夫。今度の仮免は土曜日です。

 
社会人1年生の友達。
積極性を大切にしながら、失敗・ミスを恐れずに果敢に取り組んでいるみたいです。
ただ、ミスに対していちいち説教されるのが参ってるみたい。
周りには「変えていきたい」という志を理解してくれない人の方が多い。
決して大きい会社ではないけれど、他社を蹴ってその会社の人間的な魅力を信じた彼。
どこへ行っても、自分の保身を第一とする人間はいるんだ。

周りに流されず、自分の信念を曲げず、「戦ってる」そうです。
既にリクナビネクスト登録済み。(笑)

やっぱり根本を持ってる人間は強い。
こんな人間になって毎日を輝かせたい。
晴れて就活終わりっ!!!

内定辞退電話しましたっ!
これでスッキリ終わりです!
7月に、来春就職する会社の健康診断のため、上京しますっ!!
終わり〜〜〜スッキリ☆★

やると決めたからには、バッチリ頑張ります!!!おっしゃ☆
仕事って、大変だね。
そりゃそうだよね、自分の労力と引き換えにお金もらうんだから。
それで自分の生活をまかなっていくんだから。
生きるためやもん、そりゃ仕事優先になるわな。
私にはその認識がまだありません。当たり前やけど。

だけど、
辛い仕事、キツイ仕事、苦しい仕事、
し終わって何も考えずにただ休む。
大切なモノのコトも考えられずに。
傍からは「仕事するために生きてる」みたいに見える。
そういう仕事はしたくない。

その仕事で自分が充足されれば何も言わない。
だけど、それで自分を潰すのはいや。
それで大切なモノを失うのもいや。
そんな生き方はしたくない。

ってのも、学生だから言えるコト。
内定辞退の電話。

どんな罵詈雑言を浴びせられるのかと思い、ケータイを握って5分くらい頭の中を整理。
どうやって切り出すか、どういう対応をとるか、どうやって謝るか。
勇気を振り絞って、イザ電話!
別れ話は切り出す方も辛いんです。。。

インターンのお願いや内定者懇談会も控えていたので、
この直前の辞退は、本当に切り出しにくかった。
でも、相手側はすごく親切に対応してくださって、
どの会社に決めたのか、その結論に至った経緯を話し、お話は終わりました。

この会社の方とは面接中とても楽しいお喋りができたと思っているので、
これで「終わり」は淋しいけれど、入社する会社は一つ、仕方のない結果です。

おし、この分やるで!
(その前に、もう一社にも電話しなきゃ…。)
去年就活をしていた友達の日記を読み返していました。
彼と会う時はバカな話しかしないのだけれど、
初めて彼のブログを読んだ時は、
正直「カッコイイ」と同時に「負けてたまるか」って思った気がします。
私が思っていた以上にしっかり考えていて、
毎日刺激を受けながら変化していく様子が分かる。
この調子じゃずいぶん差を付けられるって、焦ります。

そんな彼の1年前の日記を読んで、
納得して終えた就活後、やりたいコトリストを作っていて、
そのほとんどをやり遂げてるコトに気付きました。
『やばっ、こいつとは「意志」の強さが違うっ!!』
焦ります。

GWが過ぎ、私の就活もほぼピリオド。
やるコトもある。やりたいコトもある。やっておいた方がいいコトもある。
全部リストアップしよう。このままじゃ自分が腐る。
んで、今後のコト考える。

とりあえず現段階で、無茶も承知でアップ。
?卒論
?簿記2級
?ワード・エクセルを使いこなす女になる
?敬語
?北海道(利尻・礼文)に行きたい
?自転車が欲しい
?株
?…農業?
?車の免許を取る
実家にいても、小さな箱に収まらない。
箱から溢れんばかりのパワーで行動!

さて、こんなコト言っててもくしゃみ・鼻水で頭がついてきてくれない…。

 
先程、内定をもらってる会社から電話。
内定者懇談会の連絡メールが届いたかっていう確認でした。
先月、インターンをしたいってお願いをしていて、
内定者懇談会で上京する時にインターンも一緒にできるよう考えますって話だったのに、
先程インターンという単語を出したら、「え…?」と反応が鈍い。
全く忘れられていたようでした。なーんだ、その程度ですか。

中途半端

2006年5月10日 就職・転職
GWを機に実家へ戻ってきてから、就活に全く身が入りません。
今日の面接、禁句を二度も発言してしまい、面接官一同苦笑い。
こんな笑いが欲しくて面接会場に足を運んでるんじゃありません…。
居たたまれなかった。

自分のメンタル面が表に出るもんだなぁ、と思いました。
緊張していたら声が上ずって言いたいコトも言えなくなるのかもしれないけれど、
今日私が発言した言葉は、明らかに失礼にあたる言葉。
相手の会社で働きたいんだったら、絶対そんな言葉は出てこないはずだよなぁって、
後で振り返って思った。
そんな感じで「第一志望郡です」とは答えたけれど、
きっと私の心中も見抜いているでしょう。縁は最初から無かったのです。

そうやってこれまでの就活を振り返ると、
どこの面接でもあまり緊張していなかった私は、
その分、どこの会社に対しても真剣になれなかったんじゃないかと思う。
バカ正直に受け答えしてきたけれど、
それは着飾っていない私を見てもらうため、ではあったけれど、
真剣になって採用活動をしている相手がいるわけで、
最低限のマナーが絶対必要、という当たり前の結論で落ち着いてしまった。

もちろん私も自分の将来がかかっているし、大きな不安があった。
だから就活には真剣に臨んでいたし、マナーも守ってきたつもりだ。
でも内定をいただいて5月に入ってから、その辺が欠けていた。

 
昨日彼氏さんと静かな言い合いをして、またハッとした。
まだまだ自己中は治ってないなぁって反省。
積み上げてきたものを壊すのは簡単。
「イヤ」と思ってそれを手放すのは子供と一緒。
イヤと思って破壊しようと少しでも思い始めてたコト、バレバレ。
以前と全く同じコトをしようと思ってたんだって気付いた。
ダメなトコはきちんと注意してくれる。これが有り難い。

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