半分しか血のつながりがない「私」と、弟の「春」。春は、私の母親がレイプされたときに身ごもった子である。ある日、出生前診断などの遺伝子技術を扱う私の勤め先が、何者かに放火される。町のあちこちに描かれた落書き消しを専門に請け負っている春は、現場近くに、スプレーによるグラフィティーアートが残されていることに気づく。連続放火事件と謎の落書き、レイプという憎むべき犯罪を肯定しなければ、自分が存在しない、という矛盾を抱えた春の危うさは、やがて交錯し…。
設定は重いのだけれど、春と私と、その家族がとても魅力的でした。
レイプを否定しながら、春の存在を肯定する矛盾に、家族全員が悩みながらも、
日常の言動から、絶対的な家族という絆を感じました。
でもちょっと文体が苦手かな。
話の節々で哲学が入っていて、一つ一つの行動に理由付けされているのが、
馴染めませんでした。
真剣に考える子って、どういう顔をするんだろう。
ちょっと疑問です。
全然そんな気はなくても、私の口調はちょっと強く(しかも声も大きい)
それが生徒にプレッシャーとなって、
なかなか答えが分からない生徒が、泣き出しちゃわないか、
ちょっと心配になってしまいました。
中学2年生、There is 〜の復習。
なかなかスムーズに答えが出てこなくて、一つ一つ誘導式に解説したけれど、
私がした質問に答えられないと、ちょっぴりうつむき加減になってしまって
自分の声量や強弱を何度も気にしてしまいました。
授業後の振り返りでは、
「もう少しで出来る気がする☆」と、前向きなコメントが返ってきたから安心したけど。
塾生の中には、極端に間違いを恐れる生徒がいて、
赤ペンではねられると「分かんない分かんない!」と放棄してしまうのだけれど、
そういう子に対しては、間違いを何度も何度も指摘するのは返ってマイナスで、
解き方のプロセスや要点、間違いやすい点を、
やり直し後にもう一度振り返る程度で済ませている。
うーん、どの生徒にどんな教え方が適しているのか、
まだちゃんと把握できてないなぁ。
真剣に考える子って、どういう顔をするんだろう。
コメント
最近色々考えるのですけれど
速さについてどう教えますか?
専門外かもしれまんせんが(^-^;
速さ…うーん、難しいなぁ。
中学生相手だったら「はじき」ですっ飛ばしてしまうけれど、
小学生相手だとちょっと困ります。
でも、まず速さの意味について説明するかな。
○○ちゃんが学校へ行くまでに20分かかるけれど、
車に乗って行くと5分で行けるでしょ。
でも、車は速いけれど、新幹線よりは遅い。
新幹線も速いけれど、飛行機よりは遅い。
車も新幹線も飛行機も速い乗り物だけれど、一体どれだけ速いのか。
それを表すために、速さを使うんだよ。
実際生徒を前にしてみないと、反応が分からないので、
とりあえずこんな感じです。
ななしさんはどうしますか?
25分で9キロ走る人はどちらが速いですか?
と質問をして速さを比べさせるかな。
時間を揃えないと比べられないから
100分に揃えて比べてみたり。
分速や時速が結局は同じ時間で進む距離を表している事が
意識できれば普段解けない問題もすぐ解けてしまうので。
正答率が何故か低い問題
12分で5キロ進む人の時速は?
時速8キロの人が1時間半進むと何キロ進めますか?
公式にのっとって解くとつまってしまう人が多いらしいです。