営業マン

2006年12月1日 就職・転職
さて、みんなの待ちに待った金曜日。
一週間の疲れから、我が家の女二人は居間で小さな布団を二人で仲良く分け合い、
ホットカーペットの暖かさに癒され、眠り込んでいます。
私は一人淋しく自室へ戻ってきました。
ケータイで写真を一枚、パシャリと撮って。

 
さて、たまたま見かけた、NHKの「あしたをつかめ〜平成若者仕事図鑑」再放送。
まともに見たのは初めてだったけれど、今日の特集は地銀の営業マンでした。
かなり興味深い。

朝のミーティングで営業成績というプレッシャーを受け、9時15分には外出。
とにかく数を打つ。融資を受けてくれるお客を足で探す。
一つでも多くの会社に自分の名刺を残してくる。
もちろん外からもお客さんに連絡を取って、相手の都合さえ良ければ飛んで行く。
昼食に一旦会社へ戻り、14時には再び外回り。
18時頃に会社へ戻り、一日の営業活動の振り返り。
どのお客さんが何を必要としているのか。今後の事業計画をどう考えているのか等、
とにかく営業マンは情報が命なんだそうだ。

今月一件も融資を取れなかった主人公、
もう1年近くも通いつめたお客さんの元へ再度訪問。
他の地銀がメインバンクであるにも関わらず、
お客さんにとって魅力的な提案を持っていき、契約成立。
契約をしたお客さんにインタビューをしたら、
「中小企業にとって、どこの銀行の融資を受けた、というよりも、
 どの営業マンの融資を受ける、という方が問題なのかもしれない。」
営業マンは良い人間関係を作るコトが大切。
時には、お客さんが必要としている情報や資料(新聞の切り抜き集)を提供。
本当に地道な作業だった。

確かに、私が就活中に営業インターンをした営業と全く異なっていた。
とにかく顔を出して名刺を残して、
やっとお客さんが顔を覚えてくれ、信用してくれるようになって、
そこで初めて、お客さんの財務諸表を見るコトができる。
経営上、どのような問題があって、どのようなニーズがあるのかは、
ここまで通いつめないと、オープンにはならない。
とにかく足を使って、顔を売るコトが必要。

私も4月からは、足の営業になるのかな。

http://www.nhk.or.jp/shigoto/

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