正直に

2006年11月2日 温もり
内定先の会社でちょっとしたハプニング発生。
悪い意味ではないのだけれど、自分たちの処遇がどうなるのかよく分からないので、
会社側が急遽説明会を開いてくれました。ので、急遽上京。
しかし、説明を聞いても、内定者はあまりピンと来ていないらしく、
分からないコトが分からない、何を聞いたらいいのか分からない状態で、
人事側も人事側で、まだ決まっていないコトの方が多くて、
『私だけじゃなく、みんな分かってないんだな…』という、
妙な安心感だけを得ることができました。(苦笑)
内定取り消しとか、そういった類のハプニングではないので、まず安心。

あまり時間は無かったのだけれど、二度目の相田みつを美術館へ。
美術館がオープンしてからちょうど10周年にあたるらしく、
彼自身の作品を振り返るような企画展を催していました。

卑怯者の自分も、心配性の自分も、汚い自分も、それで良いじゃないか。
卑怯者は卑怯者の看板背負って、心配性は心配性の看板背負って、汚い自分は汚い看板背負って、
自分らしく生きればいい。
そういうの、あって当然。「人間だもの」

でかいねー、言うコトが!
全て「人間だもの」で完結できちゃうよ!
っとまぁ、そんな感じで、
つまずいているのは自分だけじゃないんだ、と気付けたのと同時に、
それを大きな器で受け止めてもらえた気がしました。
不思議に、美術館を出た後は優しい気持ちになれます。

だから、しかめっ面して会うの、辞めました。
せっかく一緒に時間を過ごすのだから、楽しい時間を。
心をほぐして会ったお陰で、お喋りに花が咲き、楽しい一時。
こういうの、当たり前にしていたんだけどなぁ。

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