言語化の重要性
今日のガイアの夜明け、胸にジーンときた。
闇金にまで手を染める女性経営者。
通帳も書類関連も全て持っていかれ、金利は400%以上。
こんなのまともにやったって返せるわけがない。
プロが間に入り、話をまとめる。
その後は再び銀行を渡り歩き、融資の相談。
必死で「生きてる」んだなぁって感じて、グッときた。

大手銀行が中小企業対象の融資に着手したそうだ。
従来の土地や建物の担保だけでなく、
中小企業が持つ高いスキル、それは豚だったり、ワインだったり、著作権だったり…を担保に。
銀行さん、普遍的な基準で数値化できない中小の技術に対し、
どこまで臨機応変に対応できるかな?

それにしても銀行マンて、ホントに暑苦しい格好してるんだね。
スーツが野暮ったいし。
後ろで半そで制服の小学生がいるのに、ワイシャツ・上着にネクタイだからね。
あー、これが金融かぁ。イメージ重視かぁ。て、今更。

 
さて、合宿生活。
昨日の、運転上手い人の後ろに1時間乗っただけでちょっと上手くなった、
てコトを教訓に、学校行く前に1時間ほど脳内ドライブをして行ったら、
ずいぶんスムーズに走れるようになりました!

今まで、走っていて次の行動が読めなかったんです。
「次は7番を右折」
て指示されても、まず7番の場所を思い出し、右折右折…
と思っている間に進路変更が遅れて、「進路変更は?」て冷たく注意されてたんです。
で、それから考えたんです。
「次は7番を右折」
て言われたら、まず7番の場所確認するんじゃなくて、
「右折」というキーワードから、
『次は右折やから、このコーナー曲がったら中央線寄り』
と連想させるようにしたんです。
事前に、コーナーの番号やなくて「右左折」に注目しとこ、って思って運転した成果です。

脳内ドライブの間に、何度も自分の運転に突っ込みながら、
どの場所を通ったらこの動作をする、ってコトを頭に入れてったんです。
そうやって、頭の中で言葉にして、考えておくと、それが動作に現れるんです。

実技は、運転の仕方が本やプリントに書かれているわけじゃなく、
全部教官から説明を受け、その場で、やりながら覚えてく、ていうスタイルじゃないですか。
 要は体で覚えろ。
でも、私ってそういうスタイル合ってないなって、気付きました。
だって、新しい動作を一つ覚えたら、さっき覚えた動作忘れてるもん。(苦笑)
んで、何が正しいのか分からなくなって、適当に誤魔化す。
間違うたびに注意されるけれど、何を注意されてるのか分からないんよね。 

男の子やったら、ゲームのコントローラーを操るごとく、
体で覚えていってるんやと思う。
でも、私は昨日も書いたように、コントローラー操作はめちゃ下手っぴ。
まず頭で消化しないと、次の動作に移れない。

てコトは、一度運転の動作を「言語化」しないと、上手くならないな、と気付きました。
その結果が今日の成果です♪
担当教官が時たま横で無言で頷いてくれて、
心の中で『合ってる合ってる♪』て自分を褒めてあげました。
昨日より上手くなってる、と言ってくれたものの、
「まだ抜けてるトコがあるし、明日は見極めだからね。」
と今日も釘を刺されました。あちゃー。

でも、言語化するって、すごく大事な作業だと思います。

前にこんな話を読みました。
二つの民族があって、それぞれ話している言語が違う。
(仮に)民族Aの言語には、青、黄、緑、という言葉ある。
民族Bの言語には、青、黄、という言葉があって、緑という言葉はない。
そこで、二つの民族に対してある実験をしたそうです。
緑のカードを見せ、カードを隠した後、
新しく並べられたカードの中から、さっき見せたカードの色を示してもらう。
民族Aは緑のカードを示したのだけれど、
民族Bは緑のカードを示せなかったそうです。

民族Bにとって、「緑」という区分は無いから起こる現象だそうで。
民族Bさんは、青と黄の範囲が広く、青と黄が交じり合う緑を区別しない生活をしているため、
緑を示せなかったのだとか。

その反面民族Aは、緑のカードを見た時に「緑のカード」という認識ができている。
「緑」という言葉が存在するだけで、緑の特徴を認識しているので、
青・緑・黄の区別ができるそう。

 
ん〜説明が上手くいかないので、どれだけ伝えられたか分からないけれど、
頭の中を整理するために言語化するのは、良い手段だと思いました。
この日記だって、思ってるコトを言葉に起こして再確認の作業をしてるわけだしね。

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