「たくさんの仕事を知ろう!」の教育
2006年4月9日 就職・転職こんな時間に更新するのもあれなんですが、
言いたいコトがあったので、イソイソとアップ。
先週金曜日のとくダネの特集(教育関連)でこんなコトを聞きました。
今の学校では「将来の夢は何?」という教育がなされているけれど、
僕は将来の夢を持っていなくて、持っていないこと自体がトラウマだったんですね。
わっ、私と同じコト感じてた人がいるんだ!
そう思いました。
実際今でも将来の夢って聞かれると困るんだけれど、
これまでずっと、「将来の夢」ってヤツに悩まされ続けてきました。
いつも答えられなくて、
小学生の頃は中学になったら見えてくるだろう、と、
中学生の頃は高校になったら見えてくるだろう、と、
高校生の頃は…大学どぉしよぉ…と思いつつ進学しました。
それでやっとその時、思ったんです。
このまま考えてたって、どーせ見えてくるわけない!って。
これまで散々考え続けてきたけれど見えなかったんだから、
大学入ったからって、見えてくるもんじゃないって。
だから大学入ったら、興味を持ったコトにとことん走ってみようって。
少しでも興味を持ったら、そこから将来が見えてくるかもしれないって。
それで大学入って最初の長期休暇にフィリピンに行ったわけです。
その後も北海道行ったり、全国ぶらぶら一人旅したり。
それで見えたのか?って聞かれたら、答えはノーなんだけど。
でもね、別に将来の夢なんて、持たなくていいじゃないって思うわけです。
そんなの、分かんないもんは分かんないもん。
仕事したコトもないくせに、あぁだこぉだと、好きに理由付けらんないよ。
会社の志望動機って、一番困るんだよね。(笑)
で、教育の話に戻すと、
小中学生の段階で、夢なんて決める必要ないと思うんだよね。
そんな社会知らない子供に、彼らの見える範囲内で夢を決めさせちゃったら、
彼らの可能性を狭めてしまうやん。
サッカー好きだからサッカー選手を志す純粋な小学生は良いけれど、
中学生になったら、自分のサッカー技術に限界があるって気付いて、現実的になるでしょ。
その時、それまでサッカー選手を志していた少年はどーなっちゃうんやろ。
だから、「夢」という形で将来を限定してしまうんじゃなくて、
子供時代は、いっぱーい仕事を見て知ってほしいと思うの。
例えばサッカーを例にしたって、
選手が履くスパイクやユニフォーム、ボールを作るスポーツ用品メーカー、
チームの監督や試合の審判員、
選手のヘルスケアをする人、チームのスポンサー企業、
グラウンドを整備する人、選手の記事書いたり写真を撮る人、
それはもう、いっぱーい仕事があると思うのです。
だから子供時代は「夢」という形で未来の可能性を狭めず、
いろんな仕事があることを知って、可能性を広げておいてほしいと思うわけです。
まさに「将来の夢を持とう!」の教育から「たくさんの仕事を知ろう!」の教育への変革です。
前に日記にも書いたけど、
就活をしていて一番学んだことは、「正解なんて無い」てコト。
仕事をする上でのスタンスや考え方って、ホント様々で、
どれが正しいとかって、無いんだよね。
要は、自分が出した答えにどれだけ納得できて、どれだけ楽しめるか、なわけです。
だから今回も、
夢を持つコトが正しいとか正しくないとか、そういうのって無いんだと思う。
夢や目標を持って、イチローみたいに大リーガーになっちゃう人もいれば、
人生の流れに身を委ねて、それはそれで充実した人生送っちゃう人もいるんだと思う。
それで良いと思うんよね。
今やりたいコトが見えない。ならそれで良い。
うん、それで良いと思うんだよね。
んなもん、働いたコトもない人間が、見えなくたって仕方ないって。
こんな思いを端的にESに書こうと思います。
藤原和博先生
http://www.yononaka.net/
http://www.13hw.com/interview/interview01/01_01.html
言いたいコトがあったので、イソイソとアップ。
先週金曜日のとくダネの特集(教育関連)でこんなコトを聞きました。
今の学校では「将来の夢は何?」という教育がなされているけれど、
僕は将来の夢を持っていなくて、持っていないこと自体がトラウマだったんですね。
わっ、私と同じコト感じてた人がいるんだ!
そう思いました。
実際今でも将来の夢って聞かれると困るんだけれど、
これまでずっと、「将来の夢」ってヤツに悩まされ続けてきました。
いつも答えられなくて、
小学生の頃は中学になったら見えてくるだろう、と、
中学生の頃は高校になったら見えてくるだろう、と、
高校生の頃は…大学どぉしよぉ…と思いつつ進学しました。
それでやっとその時、思ったんです。
このまま考えてたって、どーせ見えてくるわけない!って。
これまで散々考え続けてきたけれど見えなかったんだから、
大学入ったからって、見えてくるもんじゃないって。
だから大学入ったら、興味を持ったコトにとことん走ってみようって。
少しでも興味を持ったら、そこから将来が見えてくるかもしれないって。
それで大学入って最初の長期休暇にフィリピンに行ったわけです。
その後も北海道行ったり、全国ぶらぶら一人旅したり。
それで見えたのか?って聞かれたら、答えはノーなんだけど。
でもね、別に将来の夢なんて、持たなくていいじゃないって思うわけです。
そんなの、分かんないもんは分かんないもん。
仕事したコトもないくせに、あぁだこぉだと、好きに理由付けらんないよ。
会社の志望動機って、一番困るんだよね。(笑)
で、教育の話に戻すと、
小中学生の段階で、夢なんて決める必要ないと思うんだよね。
そんな社会知らない子供に、彼らの見える範囲内で夢を決めさせちゃったら、
彼らの可能性を狭めてしまうやん。
サッカー好きだからサッカー選手を志す純粋な小学生は良いけれど、
中学生になったら、自分のサッカー技術に限界があるって気付いて、現実的になるでしょ。
その時、それまでサッカー選手を志していた少年はどーなっちゃうんやろ。
だから、「夢」という形で将来を限定してしまうんじゃなくて、
子供時代は、いっぱーい仕事を見て知ってほしいと思うの。
例えばサッカーを例にしたって、
選手が履くスパイクやユニフォーム、ボールを作るスポーツ用品メーカー、
チームの監督や試合の審判員、
選手のヘルスケアをする人、チームのスポンサー企業、
グラウンドを整備する人、選手の記事書いたり写真を撮る人、
それはもう、いっぱーい仕事があると思うのです。
だから子供時代は「夢」という形で未来の可能性を狭めず、
いろんな仕事があることを知って、可能性を広げておいてほしいと思うわけです。
まさに「将来の夢を持とう!」の教育から「たくさんの仕事を知ろう!」の教育への変革です。
前に日記にも書いたけど、
就活をしていて一番学んだことは、「正解なんて無い」てコト。
仕事をする上でのスタンスや考え方って、ホント様々で、
どれが正しいとかって、無いんだよね。
要は、自分が出した答えにどれだけ納得できて、どれだけ楽しめるか、なわけです。
だから今回も、
夢を持つコトが正しいとか正しくないとか、そういうのって無いんだと思う。
夢や目標を持って、イチローみたいに大リーガーになっちゃう人もいれば、
人生の流れに身を委ねて、それはそれで充実した人生送っちゃう人もいるんだと思う。
それで良いと思うんよね。
今やりたいコトが見えない。ならそれで良い。
うん、それで良いと思うんだよね。
んなもん、働いたコトもない人間が、見えなくたって仕方ないって。
こんな思いを端的にESに書こうと思います。
藤原和博先生
http://www.yononaka.net/
http://www.13hw.com/interview/interview01/01_01.html
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