インターン20・21日目。-後援会親睦旅行-
2005年9月20日 インターンシップ選挙が終わって1週間が過ぎました。
ろくに選挙後の報告もせず、日記を放置。。。
書きたいコトは本当はいっぱいいっぱいあるはずなのに、
ここんとこ忙しくて、久々更新です。
さて、選挙の話は取りあえず横に置いておいて…。(笑)
昨日・今日と、1泊2日の後援会の旅行に行ってきました。
5台もバスを貸し切り、一行は滋賀・京都へ。
事務所の人間と私たちインターン生2人がそれぞれバラバラのバスに乗り込み、
肝心の先生は、出発の挨拶をしてバスを見送り、用事を済ませ、琵琶湖のホテルに直行して一緒になり、
再び今日の朝にホテルでバスを見送り愛知へ戻り、帰りのバスをサービスエリアで迎える。
宴会の席での先生の挨拶に、
「お忙しいところ、今回ご参加いただき、ありがとうございます。」
とあったけれど、
忙しいのは本人で、参加してる連中は暇に決まってるやん!
と、ツッコミをしたいところでした。
お年寄りの旅行なので、スケジュールはかなり緩めで、
比叡山や大原の三千院、北野天満宮を盛り込んだお参り旅行。
朱印を集めている方も多く、三千院では長蛇の列を成していた。
こんな旅行に、誰も知らないバスの中へ突っ込まれ、「楽しかった?」と聞かれたら、
素敵に笑顔を作って「はい、とっても楽しかったです♪」と答えます。
散策中は、その辺にいるじーちゃん・ばーちゃんに声をかけていたのだけれど、
歩くのは大変そうなのに、一つ話しかけると、
どこにそんな元気があったのか?ってくらい、一気に話し出す。
お寺の話なんてされても、全く予備知識が無いため話についていけないけれど、
「うん、うん」と相槌を優しくうってあげれば、色んな話をしてくれる。
知らないじーちゃん同士が私を間に対面した時なんか、
二人とも話したくて仕方が無いらしく、お互い話し役を譲ろうとしない…。
まるで「せんせい、せんせい!」と、
必死に自分の話を聞いてもらおうと、私の腕を引っ張る幼稚園児を見ている様だった。(苦笑)
琵琶湖ほとりのおごと温泉に泊。
おにぎりを2つ、腹ごしらえをしておき、6時半からは宴会の接待。
広い座敷にいくつもの食事が並び、舞台には酒樽が!!
浴衣姿のみなさんが入室し、挨拶、鏡割りでスタート。
事務所の方が私たちに配慮してくださり、私たちに直接接待をさせず、
舞台の上で、酒をもらいに来る人に、樽から酒を酌んで渡す役をもらった。
先生は一人ずつお酌にまわり、その間ステージでは希望者によるカラオケ。
これで終わりかと思えば、それは間違いで、
第二部に移ると、添乗員や後援会役員の方と一緒に、オカメやヒョットコに扮し、
いいおっちゃんが濃いメイクをして、会場へ。
お面の小さな小さな穴から外を見つつ、参加者の間を踊り歩いた。
自分がどんな格好をしているのか、周りからどんな視線を受けているのかも分からず、
取りあえず頭をフラフラさせながら踊る(?)。
その後、再びカラオケ大会があった後、
「あんたたちも歌いなさいよ!」と、
手っ取り早く、何でも良いから盛り上がる曲を…と、LOVEマシーンを選挙区選曲して
形振り構わずじーちゃん・ばーちゃんに手拍子をさせ、二人で歌う。
あぁ…こんなコト、誰も知ってる人間がいないからこそ、できるなぁ。。。
終わりにみんなで盆踊りをして締め。
参加者を帰らせた後、やっと自分たちのご飯。
カメラマンや添乗員さん達と共に、ここでも宴会が。
オカマになってくれた添乗員さんが、やけに私たちに絡んできて、
「私、女に興味は無いの。」と、仕草まで妙になりきっていた。
(彼は二日目、参加者にどこへ行っても「オカマだ!」と言われるコトとなった。)
誰も入っていない広い風呂で琵琶湖を眺めながら汗を流し、就寝。
二日目は私の体調がダウン。
周りのおばちゃんから「今日は顔色が悪いね。スッピンなの?(笑)」と言われつつ、
議員は病気のイメージが付いたらダメ、という話を思い出して、
「ちゃんとお化粧してますよー!!」と、元気に振舞う。
いつでもどこでも、パーフェクトでいなければならない議員という職業に、再び敬服。
今日は自由散策の時間が長かったため、渡月橋を眺めながらウトウトしてた。
1日目は、議員が支持者の旅行まで手配しなければならないコトに
「いつまで後援会旅行なんてやってんねん!」と言いたくなっていた。
だけど、まぁ、
「せっかく連れてきてもらったんだから…」
「昨晩はご苦労様。楽しかったよ。」
と聞いていると、
体が動かなくなってきていても、ご近所さんと気軽に旅行に行って、
美味しい物を食べながら宴会で楽しんで、お土産買って。
議員て、住民の生活を良くする、笑顔を作る仕事だから、
こういう形で楽しんでいただければ、それはそれで良いのかな・・・?
…イヤ、良くないぞ。それって一時的な笑顔じゃん。
議員本人は忙しくて付き合ってられんで、
ちょこっと挨拶しただけで、それ以上の関わり無いし!
自分をムリに納得させようと思ったけれど、
やっぱりこういうのって、おかしな習慣だと思う。
今回の旅行では、添乗員さんのハードなお仕事を目の当たりにして、
「絶対添乗員なんかにはならん!」と、改めて意思を固くしたけれど、
でも、そうやって悪い点ばかり突いていったら、
全部のお仕事に大変な側面がくっついているのだから、全てを否定するコトになって、
自分がしたいコトなんて見えてこないんじゃないかって、今更思った。
議員だって、人々に影響を与えるパワーは大きいし、とてもやりがいがあるけれど、
そこには、今回のような支持者固めを常にしていかなければならないし、
じーちゃん・ばーちゃんの接待を拒んでいたら、務まらない。
とにかく、悪いトコだけ突くのは、やめようと思う。
ろくに選挙後の報告もせず、日記を放置。。。
書きたいコトは本当はいっぱいいっぱいあるはずなのに、
ここんとこ忙しくて、久々更新です。
さて、選挙の話は取りあえず横に置いておいて…。(笑)
昨日・今日と、1泊2日の後援会の旅行に行ってきました。
5台もバスを貸し切り、一行は滋賀・京都へ。
事務所の人間と私たちインターン生2人がそれぞれバラバラのバスに乗り込み、
肝心の先生は、出発の挨拶をしてバスを見送り、用事を済ませ、琵琶湖のホテルに直行して一緒になり、
再び今日の朝にホテルでバスを見送り愛知へ戻り、帰りのバスをサービスエリアで迎える。
宴会の席での先生の挨拶に、
「お忙しいところ、今回ご参加いただき、ありがとうございます。」
とあったけれど、
忙しいのは本人で、参加してる連中は暇に決まってるやん!
と、ツッコミをしたいところでした。
お年寄りの旅行なので、スケジュールはかなり緩めで、
比叡山や大原の三千院、北野天満宮を盛り込んだお参り旅行。
朱印を集めている方も多く、三千院では長蛇の列を成していた。
こんな旅行に、誰も知らないバスの中へ突っ込まれ、「楽しかった?」と聞かれたら、
素敵に笑顔を作って「はい、とっても楽しかったです♪」と答えます。
散策中は、その辺にいるじーちゃん・ばーちゃんに声をかけていたのだけれど、
歩くのは大変そうなのに、一つ話しかけると、
どこにそんな元気があったのか?ってくらい、一気に話し出す。
お寺の話なんてされても、全く予備知識が無いため話についていけないけれど、
「うん、うん」と相槌を優しくうってあげれば、色んな話をしてくれる。
知らないじーちゃん同士が私を間に対面した時なんか、
二人とも話したくて仕方が無いらしく、お互い話し役を譲ろうとしない…。
まるで「せんせい、せんせい!」と、
必死に自分の話を聞いてもらおうと、私の腕を引っ張る幼稚園児を見ている様だった。(苦笑)
琵琶湖ほとりのおごと温泉に泊。
おにぎりを2つ、腹ごしらえをしておき、6時半からは宴会の接待。
広い座敷にいくつもの食事が並び、舞台には酒樽が!!
浴衣姿のみなさんが入室し、挨拶、鏡割りでスタート。
事務所の方が私たちに配慮してくださり、私たちに直接接待をさせず、
舞台の上で、酒をもらいに来る人に、樽から酒を酌んで渡す役をもらった。
先生は一人ずつお酌にまわり、その間ステージでは希望者によるカラオケ。
これで終わりかと思えば、それは間違いで、
第二部に移ると、添乗員や後援会役員の方と一緒に、オカメやヒョットコに扮し、
いいおっちゃんが濃いメイクをして、会場へ。
お面の小さな小さな穴から外を見つつ、参加者の間を踊り歩いた。
自分がどんな格好をしているのか、周りからどんな視線を受けているのかも分からず、
取りあえず頭をフラフラさせながら踊る(?)。
その後、再びカラオケ大会があった後、
「あんたたちも歌いなさいよ!」と、
手っ取り早く、何でも良いから盛り上がる曲を…と、LOVEマシーンを
形振り構わずじーちゃん・ばーちゃんに手拍子をさせ、二人で歌う。
あぁ…こんなコト、誰も知ってる人間がいないからこそ、できるなぁ。。。
終わりにみんなで盆踊りをして締め。
参加者を帰らせた後、やっと自分たちのご飯。
カメラマンや添乗員さん達と共に、ここでも宴会が。
オカマになってくれた添乗員さんが、やけに私たちに絡んできて、
「私、女に興味は無いの。」と、仕草まで妙になりきっていた。
(彼は二日目、参加者にどこへ行っても「オカマだ!」と言われるコトとなった。)
誰も入っていない広い風呂で琵琶湖を眺めながら汗を流し、就寝。
二日目は私の体調がダウン。
周りのおばちゃんから「今日は顔色が悪いね。スッピンなの?(笑)」と言われつつ、
議員は病気のイメージが付いたらダメ、という話を思い出して、
「ちゃんとお化粧してますよー!!」と、元気に振舞う。
いつでもどこでも、パーフェクトでいなければならない議員という職業に、再び敬服。
今日は自由散策の時間が長かったため、渡月橋を眺めながらウトウトしてた。
1日目は、議員が支持者の旅行まで手配しなければならないコトに
「いつまで後援会旅行なんてやってんねん!」と言いたくなっていた。
だけど、まぁ、
「せっかく連れてきてもらったんだから…」
「昨晩はご苦労様。楽しかったよ。」
と聞いていると、
体が動かなくなってきていても、ご近所さんと気軽に旅行に行って、
美味しい物を食べながら宴会で楽しんで、お土産買って。
議員て、住民の生活を良くする、笑顔を作る仕事だから、
こういう形で楽しんでいただければ、それはそれで良いのかな・・・?
…イヤ、良くないぞ。それって一時的な笑顔じゃん。
議員本人は忙しくて付き合ってられんで、
ちょこっと挨拶しただけで、それ以上の関わり無いし!
自分をムリに納得させようと思ったけれど、
やっぱりこういうのって、おかしな習慣だと思う。
今回の旅行では、添乗員さんのハードなお仕事を目の当たりにして、
「絶対添乗員なんかにはならん!」と、改めて意思を固くしたけれど、
でも、そうやって悪い点ばかり突いていったら、
全部のお仕事に大変な側面がくっついているのだから、全てを否定するコトになって、
自分がしたいコトなんて見えてこないんじゃないかって、今更思った。
議員だって、人々に影響を与えるパワーは大きいし、とてもやりがいがあるけれど、
そこには、今回のような支持者固めを常にしていかなければならないし、
じーちゃん・ばーちゃんの接待を拒んでいたら、務まらない。
とにかく、悪いトコだけ突くのは、やめようと思う。
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