戯言

2005年8月28日 嘆き
戯言
今日は成人式で連絡先を交換した、小学5年の時に仲良しさんだった友達とお茶をしてきました。

成人式では顔を合わせただけで、突っ込んだ話はできなかったので、
あたり障りもない会話から。

彼女は商業高校を卒業して就職、現在社会人4年生です。
仕事内容や会社の環境、人間関係を聞いたりして、
どこかギコチナイ(?)感じがしました。

社会人と学生との差なのか、会わなかった時間の長さなのか、
生粋の地元民と全国転々族の違いなのか、
何かが間に壁を作っている気がしてしまって、
何をバカな要らない心配をしているのかと思いつつも、
思うように自分の考えているコトを発言できなくて、
ちょっと話題に困ってしまいました。。。こんなつもりじゃないのに。

帰ってくるなり私が発した言葉と言えば『世界が狭い。』
でも実際、何がどう狭いのか、自分でもよく分からなくて、
大卒と高卒の違いをあれこれと考えてみました。
地元しか知らないから世界が狭い?
 →そんな物理的な問題じゃない気がする。
高卒だから世界が狭い?
 →じゃぁ大学が社会に対する視野を拡げているんか?そうとも言えない気が…。

私が感じたのは、このまま地元の高卒社会人組と一緒にいると、
自分も小さくくすぶってしまう気がする、恐れ…な気がする。
自分、将来何がしたいかって明確な目的があるわけではないけれど、
自分が必要とされる職場で、正当に認められ、大きな可能性を持って仕事をするコト
…を、私の「カッコイイ女」としているんかな???
高校に来た求人の中から成績順に就職先を選んで、
ずっと地元で事務をして、楽しみは友達とのカラオケとコンサート。
…てな生活は、何か、私は違うと思う。
地元に対して何を恐れているんだろ…。
地元にいると、どうして小さく納まってしまうと思ってるんかな?

知っている街。知り合いのいる街。自分が知られている街。
ここに感じる「小ささ」って、何がそうしているんだろ?
現実味がありすぎるから?
知らない街へ行くと、自分は何でもできる気がする、そういうコト?
それとも、私が思う「カッコイイ」人にこの街で出会っていないから?

私が「知らない街へ行きたい」と思う根本的な理由は何だろう?
地元は過去の場所であって、同時に帰る場所で、
現在生活を営む場所として認めていない自分がいる。

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