エリンのコミュニケーションスキル
2005年4月28日 映画DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2002/04/19 ¥2,625 3人の子どもをもったシングルマザーが、弁護士事務所の資料から企業の環境汚染を暴いていくという、実話の映画化である。 気も強ければ押しも強い、たくましいヒロインを、ジュリア・ロバーツが有無を言わせぬ迫力で好演する。住民の立場に立って調査する人情家の一面と、お堅い調査でも派手な服とピンヒールという「私は私!」の強気な態度。この彼女の強烈なキャラクターが見どころだ。ジュリアはこの演技で、73回アカデミー主演女優賞を受賞した。
環境社会学という授業でこの映画を扱い、
授業内容はともかく、映画の続きが気になったので学校で鑑賞。
Allyもそうだったけれど、アメリカ女は切れやすいのか…?
どうもそんなイメージが私の中で固定してしまってます。(笑)
でも切れやすい分、喧嘩をしても後腐れが無い。
いいなぁ、こんなに正直に生きられたら。
エリンの自己主張の激しさにも面食らいますが、
私はあのコミュニケーションスキルにアッパレでした。
人間同士の関わり、しかもこの場合原告たちは病によって将来に不安のある人たち、
深い関わりを持つには、肩書きより何より、その人の個人的信頼第一。
彼女の原告たちへの感情移入、必死に闘おうとする姿、
原告を第一に考え、一軒一軒戸別訪問をし、住民と同じ目線に立つコト。
人間相手なんだから、フィーリングってのがあるし、快・不快だって感じる。
彼女は個々のそれを汲み取るように聞き込みを進めていきます。
これらの要因が、彼女の信頼を築いたのだと思います。
和解金を得た原告は、これからも病と闘い続けなければならないけれど、
それでも見終わった後はスカッとしました。
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