ISBN:480611460X 単行本 天野 敦之 中経出版 2001/04 ¥1,680 会計のことは大体わかっているが、基本原理についてはよくわかっていない、あるいは会計の著書を読むのが初めて、という人にもきちんと理解できるように書かれている。これ1冊で、会計の基本となる概念をすべて押さえることができるという点で、革新的な著書といえるだろう。


やべぇ、イヤになってきた…。

親しみやすさと理解しやすさを狙って、本書の各所に天使のキャラクターが対話型で登場。
「それってどういう意味?」
「じゃぁ、これはこうなるの?」
と、読者が疑問に思うであろう点を突いて、解かりやすく解説してくれる…らしい。

簿記3級の勉強を一応した私には、借方・貸方、資産・資本・負債…という言葉には
それなりの親しみがすでにあったので、ちょっとなめて読み始めていくと…
だんだん意味が解からなくなっていく。
終いに私より物分かりの良い可愛い顔した天使に苛立つ始末。
投げ出しそうになってました。<彼が千円かけてわざわざ郵送してくれた本です。

電話口で挫けそうな私を説得してくれる彼。
やっぱり目的意識が無いと一人で頑張っていけへんよぉ。。。
いくら嫌いな授業のレポートでも「単位修得」ていう立派な目的があるからやるし。(笑)

 
会社で働き始め、家族ができて家買って、ローンに追われ、
特にゼータクな暮らしをしている訳でも無いのにほぼ年中無休で働くお父さん。
何が好きで働き出したのか。
家族のため?
子供の寝顔しか知らないorそれすら知らないお父さん、
どうしてそこまで頑張れるの?
生きてくために働いてるのか、働くために生きてるのか。

そんな定年まで永遠に続く「ラット・レース」に巻き込まれないために、
ごくごく普通の、幸せで充実した、大切なモノとの生活を送るために、
そんな年中無休会社から抜け出しつつ社会からはみ出ないために、
お金の知識が必要なんです。

うーん、頭では分かってるのよ。うん。
二人で夕焼けが見られる生活って、良いよ。
それが三人、四人てなって騒がしくなるのも、やっぱ良いよ。
空を見る気力も無くヘトヘトになって終電で帰宅ってのは、
なんか人間もおかしなコトやってるなってもんでさ。

 
簿記3級取っても、それを実際生活の場で使えなきゃ仕方ないんよね。
「確固たる基礎の上に多様性の花が咲く」
その知識をもろ使って楽しく生きたいじゃん。うんうん。
うんうん、勉強できるのは今やで!やるで!

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