入学式

2005年4月7日 家族
今日は朝から雨が降る中、
母親にくっついて、妹の中学校入学式へ行ってきた♪
桜はまだ花開かず、グチョグチョの運動場に車を停めて冷える体育館へ。
チラチラと辺りを見回していると、卒業から6年も経っていながら、
何人か、顔を知っている先生を見かける。
それにしても懐かしい・・・。
雨漏りしたオンボロ体育館、壁に立てかけてある私たちの卒業制作。
この小さい体育館に全学年が入ると、保護者が入れるスペースはほんのわずかで、
在校生の周り・体育館の内周を囲む形で、着飾った父兄が並ぶ。

校長の挨拶は、予想に反し、簡潔で分かりやすく短かった。
新聞に掲載された、「日米中の高校生の授業に対する関心について」のアンケート結果を白板にまとめて表し、
実際に「授業中ボーっとしたり、寝てしまったりしている1年生、手を挙げて〜」等と言いながら、
実際に新1年生に話し掛け、その後実際のアンケート結果を説明。
米中と比べ、日本の高校生の授業に対する関心の無さを話した後、
新1年生にはこの数値を上げてほしいと締めて、終わり。
校長の話となると、長くてつまらなくて、眠気を誘うのが定番だっただけに、
こんな新スタイルに驚き。

引き続いたPTA会長の挨拶なんかも、
多分学校の方から時間短縮をお願いされているのか(?)、あっという間に終わった。
はやー。

後で母親に話したら、どうも小学校の卒業式での校長の挨拶も、
地元出身の童話(?)作家・新美南吉のごんぎつねの話を取り上げたり、
白板を使って視覚的に表したりと、
今までの長くて堅い校長の話というイメージを壊す新スタイルだったらしい。

面白いなぁ。校長の話が簡潔で面白いと、中学生もちゃんと耳を傾けるんよね。
入学式も卒業式も、入学生・卒業生が主役なんやし、それを意識してのスタイルよね。

その後、生徒が退場した後、何人かの先生から学校としての指導方針やこれからの予定を簡単に聞き、
各教室へ。
生徒に向かって書類等の説明する担任の口調は、一つ一つ丁寧で少し幼くて、
中学生って、こんなに丁寧に話さないと通じないものなのかぁ、と感じた。

それにしても最近、身長も伸びつつ妙に成長した妹は、
どこまでが理解できていてどこまでが理解できないのか、いまいち掴めなくて、
ちょっと小さい子向けの話し言葉をすると、白々しい目で見られてしまったり。(苦笑)
と言っても、やっぱり仲良しで、ディズニーランドでは迷子にならないように手をつないでまわったし。
これから「反抗期」なんかもあって、一層扱いに困ったりして。(笑)
なにはともあれ、私のお古のセーラー服を着た妹を見ると、成長したなぁと実感。
これからも見守っていこうと思いまふ。

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