6年。
我が家に初めてPCとプリンターが迎えられてから6年。
小学1年生だった女の子が6年生になる長さ。
高校1年生だった少女が大学3年、就活に追われるようになるまでの長さ。
PC業界は何が起きているのかサッパリ分からない間にグングン成長してしまったらしい。
すでにオンボロのプリンターは、その存在自体が否定されてるようです。

ほんの4ヶ月前、新しいPCに買い替え、
6年前のプリンターを接続しようとしたところ、インターフェースが合わない。
プリンターは2列穴で接続するはずなのに、新しいPCに2列穴が付いていない。
てコトで、しばらくプリンターが埃をかぶっていたのですが、
今日、電気屋さんに行って聞いてみると、思わぬ事実が・・・!!

最近のプリンターはUSB(デジカメやメモリースティックで使う穴)でPCと接続するらしく、
それに伴って、最近のPCから2列穴が消えつつあるようで。
(確かに2列穴はかなり大きいから、PCの側面のかなりの面積を使うけど。)
そこで、古いプリンター(2列穴)と新しいPC(2列穴無)を接続するために、
2列穴からUSBへ変換してくれるコードがあるらしく、
その店にも3000円程度で用意していました。
 が、しかし、
そのコードで接続すれば必ずプリンターが使えるわけではなく、
要はPCとプリンターの相性の問題みたいなもんで、
3000円払って実際接続してみて動くかどうかを賭けるしかない
とのコト。
エー!!なんだよソレー!?

店員も3000円払って試すようなら、もう少しお金を出して新しいプリンターを買った方が・・・と勧める。
そりゃそうだよ、あーた。
3000円賭けてプリンターが機能しなきゃ、ただの金食い虫だよ。
なんだよそれー!!
オンボロはもう出る幕じゃないのかよ!
魅力が無くなったら用無しかよ!
歳食ったら解雇かよ!
訴えるで!
(Ally McBealの、シワが気になりだした有能な女性が解雇された話を見てたので。。。)

にしても、負け犬って言葉が最近はやってるけど、
独身女性ってのは、どーしても不安定だなぁと思う。
どれだけ華やかで、格好良く仕事をこなして、お洒落な生活をしていても、
どーしても不安定。
帰宅後の友人との長電話。テレビを見ながらの大笑い。膝の上の猫を優しく撫でる手。
優しく撫でながら、時にそこに寂しさがにじんでいて。
ふと我に返って、ふと周りを見渡して、気づく。 ...alone
どれだけお喋りしても、どれだけ笑っても、
ふと一人になると、周りには誰もいなくて。
独身女を50年もやってれば、そんな夜も慣れっ子になれるのかな。
私にはそうは見えなかった。

だからと言って、世に言う「負け犬」ってのを否定してるわけじゃない。
仕事もプライベートも頑張る格好良い女性を誰が否定するもんか。
でも、私は格好良い女性を見て考え直した。
ずっと「女」でいたいとは思っていたし、家庭色に染まりきるのは御免だと思っていた。
でも、いくら格好良い生活を送ろうが、いくら化粧しなくても外を歩ける図太い女になろうが、
一番の問題は、幸せかどうか。
それなんだって、気づかされたかな。
外見は格好良い生活を送っていても、lonelyな女性は結構いると思うし、
毎日スッピンで自転車に子供2人乗せて保育園へ行き来する生活を送っていても、
旦那さんや子供に恵まれ、明るく楽しく過ごす女性もいると思う。
人それぞれ幸せの形が違って、本人が幸せならば、それは格好良い生き方なんだと思う。

 
裁判には勝ったけれど、
シワが気になりだした有能な女性原告者は、ダンスをする相手がいなかった。
あぁー・・・それが一番痛かった。結局そうなのー!?て。
あぁー・・・一番痛いのはそれよね、裁判の判決以前に「lonely」だよ。
現実が一番残酷だよ。あぁーホント…。

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