みんなで「待ち残し」in 臼杵
2005年1月21日去年の秋セメから春セメまで履修していたベト語。
今も履修しているベト語仲間の友達が、昨日オーラルのテストがあったらしく、
ベトナム人の先生と私の話題が浮上したとか。
(あの先生、恋愛沙汰が好きだからなぁ。)
そんな出来事を私に話す友達も友達。
どーほじくられようが、もう痛くも痒くもない。(くすぐったいだけ。笑)
ナイーブなのは相手の方です。(そんな彼はベトナム左遷)
この間までゼミのグループ研究の対象にしていた、大分県臼杵市。
今日のNHK地方版で、たまたま臼杵特集をしていた。
なんでも、臼杵市教育委員会が、今使用されている小学校の(少子高齢化のために余った)空き教室を使って、
郷土品(?)の展示をしているそう。
例えば、海に近い小学校では、昔、漁業のために使われていた網なんかが展示されていて、
児童は自由にその教室を見学でき、網を触ったり、もぐりこんだり、
見るだけでなく、「体験」をするコトができるらしい。
農業で栄えた地域は農業関連の道具を、街の中は・・・多分商業関係かな。
そうやって、それぞれの小学校が地域ごとの特色を生かして、ミニ博物館みたいにしているみたい。
目的は多分この3つ。
・この機会を使って、地域の人が自由に出入りできるようにして、
小学校と地域住民の接点を作る。
・また、それぞれの小学校の展示を生かし、
小学校同士のネットワークの構築。
・そしてなにより、こうやって地元の歴史に触れるコトによって、
児童の臼杵愛(地元愛)を育む。
まさに、その地の資源を生かして、
これからの働き手となる若い子を、「臼杵大好きっ子」に育てる教育。
私が前に提案してた意見と共通してる。
人口流出に歯止めがかからない町じゃ、どーしたって衰えてく。
今の内に地元が好きな子供を育てておいて、将来、地元に帰ってきてもらう人材を作っておかなきゃ、
いつかは町がなくなってまう。
魅力ある町にして、外から観光客を呼び込み、若者の仕事口も確保する。
(私が前にした提案。観光ゼミ所属なもので。)
労働力ある若い人材を持ってなきゃ、町の将来は続かないわさ。
んで、私が感心した点、もう一つ。
こういう、臼杵の「待ち残し(*1)」精神ていうのは、本当に根付いているんかぁって再確認ができた。
私たちがインタビューした市役所・市長だけでなく、
市の教育委員会までもが、同じコンセプトを持って、今ある資源を活かそうとしている。
これに感動した。
*1:「待ち残し」
臼杵はもともと城下町で栄えた街で、海に囲まれているため、
歴史的な街並み、関さば・関アジ・ふぐ、その他醤油や味噌(フンドーキン)、
いろんな資源を持っている。
高度成長期もセメント工場の誘致を現・後藤市長が率先し阻止。
この頃から、
「昔から伝わる伝統を町に残し、それを活かせる時まで待ってみないか。」
という精神が市民全体に浸透し始めた。
これを「待ち残し」精神と呼んでいる。
今も履修しているベト語仲間の友達が、昨日オーラルのテストがあったらしく、
ベトナム人の先生と私の話題が浮上したとか。
(あの先生、恋愛沙汰が好きだからなぁ。)
そんな出来事を私に話す友達も友達。
どーほじくられようが、もう痛くも痒くもない。(くすぐったいだけ。笑)
ナイーブなのは相手の方です。(そんな彼はベトナム左遷)
この間までゼミのグループ研究の対象にしていた、大分県臼杵市。
今日のNHK地方版で、たまたま臼杵特集をしていた。
なんでも、臼杵市教育委員会が、今使用されている小学校の(少子高齢化のために余った)空き教室を使って、
郷土品(?)の展示をしているそう。
例えば、海に近い小学校では、昔、漁業のために使われていた網なんかが展示されていて、
児童は自由にその教室を見学でき、網を触ったり、もぐりこんだり、
見るだけでなく、「体験」をするコトができるらしい。
農業で栄えた地域は農業関連の道具を、街の中は・・・多分商業関係かな。
そうやって、それぞれの小学校が地域ごとの特色を生かして、ミニ博物館みたいにしているみたい。
目的は多分この3つ。
・この機会を使って、地域の人が自由に出入りできるようにして、
小学校と地域住民の接点を作る。
・また、それぞれの小学校の展示を生かし、
小学校同士のネットワークの構築。
・そしてなにより、こうやって地元の歴史に触れるコトによって、
児童の臼杵愛(地元愛)を育む。
まさに、その地の資源を生かして、
これからの働き手となる若い子を、「臼杵大好きっ子」に育てる教育。
私が前に提案してた意見と共通してる。
人口流出に歯止めがかからない町じゃ、どーしたって衰えてく。
今の内に地元が好きな子供を育てておいて、将来、地元に帰ってきてもらう人材を作っておかなきゃ、
いつかは町がなくなってまう。
魅力ある町にして、外から観光客を呼び込み、若者の仕事口も確保する。
(私が前にした提案。観光ゼミ所属なもので。)
労働力ある若い人材を持ってなきゃ、町の将来は続かないわさ。
んで、私が感心した点、もう一つ。
こういう、臼杵の「待ち残し(*1)」精神ていうのは、本当に根付いているんかぁって再確認ができた。
私たちがインタビューした市役所・市長だけでなく、
市の教育委員会までもが、同じコンセプトを持って、今ある資源を活かそうとしている。
これに感動した。
*1:「待ち残し」
臼杵はもともと城下町で栄えた街で、海に囲まれているため、
歴史的な街並み、関さば・関アジ・ふぐ、その他醤油や味噌(フンドーキン)、
いろんな資源を持っている。
高度成長期もセメント工場の誘致を現・後藤市長が率先し阻止。
この頃から、
「昔から伝わる伝統を町に残し、それを活かせる時まで待ってみないか。」
という精神が市民全体に浸透し始めた。
これを「待ち残し」精神と呼んでいる。
コメント