ちょっぴり鼻をくじかれたけれど、
ここんとこ連チャンで更新してるので、
3日坊主にならぬよう、今日もカキカキ。。。

思いつきで友達の家に寄り道してきました。
実は今日はゼミ最終日で、うちのグループプレゼンがあったのだ。
ここんとこ、日付変わるか変わらないかぐらいまで、メンバー宅に集まって
論文やらパワポやらレジュメやら作るのに追われつつ、
うちらのしてきたコトは、どのグループよりも濃い内容だった気がして、
まぁ無事終わりました。

そんな影響で時間通り授業は終わらず、ちょっと遅れて寄ってみたら、
彼女はグラタンを作ってるトコやった♪わーい、ご馳走になろっ♪

 
いろいろ喋っていたのだけれど、最終的に社会学と経営学の話になって。

うちの大学は社会学部・経営学部の2学部制。
私も彼女も社会学部に所属しているのだけれど、
 長年の疑問:社会学を勉強して何のためになるの?

て率直な疑問に触れてみた。キャー。

今彼女が履修している授業の人権にしても、
例えば日本では犬・猫の権利はそれなりに認めているけれど、
じゃぁ何でゴキブリは平気で殺すコトが許される?
イルカやアザラシ等、人間に好まれる動物には権利が認められる?
じゃぁ、犬を食べる韓国では、犬の権利は無いわけ?
私たちは豚を食べるけれど、イスラム圏では豚の権利が認められてるんでしょ?
…と、こういう問題にぶつかってきて、
「じゃぁ結局どーしろっていうのよ!?」と、答えが見つからぬまま、これで終わってしまう。。。
人権の認識の違い、その境界線の引き方の違いがあって、
かといって、標準化するコトも出来ず、普遍的な認識なんてのは持てない。
じゃぁ、これらの違いによる諸問題には、どう対応していけばいいわけ?
…と、答えの出ない問題を見せられてしまう。
こぉやって、社会を色んな切り口から見るには見るのだけれど、
その答えだとか解決方法てのは、ずっと出てこず、
あくまで、「社会を見る」学問。
これが私たちの社会学の認識。(という結論で落ち着いてしまった。)

社会学が机上の学問なのだとしたら、
対する経営学は、実学。いわゆる、「how to」を学ぶ学問。
学んだ次の日から、それを「使う」コトが出来るわけだ。
上手な人間関係の作り方、目標達成のためのプロセス、
上手く組織(グループ)を運営していく方法etc
最も効率の良く上手に物事を進めていく方法は、
会社の運営だけでなく、日常生活にまで利用するコトができる。
経営学は、そうやって実際に使って、問題解決させていく学問。

こぉんな話をしてたら、誰だって経営学に魅力を感じてしまう。
現に二人で話している間、彼女も経営学部を羨ましがってた。(苦笑)

で、なんで今頃になって、経営学を羨ましがるのか。
なんで今頃になって、答えのない社会学に不安を感じるのか。

そんなの簡単。
「社会学」「経営学」てのが、何を勉強する学問か知らなかったから。
私なんて入学前は、経営学と経済学を同じだと考えており、
「経営学なんて、ただの金勘定やろ〜?」と大きな勘違いをしていた。
そして今になって、経営学の面白さに、ちょこっと触れてみて、
ワクワク興奮してみたりしてる。
これって、間違ってるよね。

特に私の学校は私立だから、授業料だってバカにならない。
兄弟だって下に2人もいるんだから、そうそう無駄遣いなんてできやしない。
なのに、な〜んも知らずに「社会学部」に入学して、愚痴をこぼしてみる。
これって、間違ってるよね。
何を勉強する学問かさえ分からず、大きな投資を親にさせるなんてね。

でもね、これを他人のせいにしてしまうのだけれど、
何も知らないまま高校生が大学に入学してしまうのは大人のせいだぁ!!

そもそも、社会にはホントにたっくさ〜ん仕事があって、
それらの仕事に就くにはどんなコトを学んでいかなければならないか、
ってコトを、子供に教えていない。
うちの妹なんて、母親が「資格のある職に就けば安定して続けられる。」なんて言うから、
彼女の目には「薬剤師」しか写ってないじゃない!!
これじゃダメやて。
大体、「薬剤師」てどんな仕事か知ってるん!?
もっともっと、社会にはい〜っぱい仕事があって、
それを子供に全部見せてあげてから、夢を持たせてあげないと。
何も見せないくせに、一方的な情報だけじゃ、将来に対する選択肢が狭まって、
結局「何がしたいのか分からない」のは、子供本人になってしまうんだから。
全部を与える前に、一方的な情報だけ流すの、やめよーや。>母親
それ、絶対子供を不幸にさせる。
(実際「何がしたいのか分からない」子供は私です。)

もちろん、私も全く社会のコト知らない。
妹に社会を見せてあげたいけれど、全部は知らない。
でも、とりあえず今度帰省したら、いっぱい話してみよう。
いくらなんでも「薬剤師」しか見えないのは、可哀相だ。
4月、妹の13歳の誕生日には「13歳のハローワーク」をプレゼント。決定〜!

コメント