日曜大工

2004年10月10日
ずいぶん前に、
私の部屋にある、安物の組み立て式洋服ダンスの引き出しが、
薄いベニヤ板の底が何度もはずれるようになり、
面倒になったから下2段を取っ払って、
しばらくその残骸を部屋に残しておいたのだけれど、
処分しようと、部屋の外に置いておいたら、隣人が声をかけた。
「これ、なぁに?」
壊れた残骸で処分するトコだと説明すると、
「えー、もったいないよぉ!何かに使わなきゃ!」

薄いベニヤ板、
引き出しの表面になる、取っ手の付いた立派な板と
それに繋がるちゃっちい3辺の枠組みの板。
むー・・・これをどう使えと・・・。

彼女はいろんなアイディアを出してくれた。(笑)
ボックス型にして、カラーボックスの下に付けるとか。
机に立てかけて、置くスペースを広げるだとか。
ベニヤ板は平らでない、例えば衣装ケースの上に敷いて物を置くとか。
・・・どれもちゃっちくて、もろそうで、嫌になりそう。
こんな安物、処分しか道はないわ。

そう思っていたら・・・
引き出しの枠組みになる板3枚×2段分、6枚の板を使って、
文庫本なんかを並べる小さな棚、なんていう案が出てきた。
引き出しの横枠となる長い板が2枚、縦枠となる短い板が4枚。
長い板を縦にして、短い板でスペースを3分割。
ん・・・これは改造可能だぞ・・・。

「ダメやったら捨てりゃー良いし、一回やってみよっか!?」

寮の物置部屋からドライバー、キリ、金槌、ペンチ、釘(数種)を勝手に拝借して(笑)、
頼りない形をしていた枠組みのネジを全部外して、
長さを測り、キリで穴を開け、釘を刺して金槌でドンドンドン。
自分の部屋で、夢中になって木工作業に取り掛かってしまった。

理想としては、この棚の裏にベニヤ板を付けようと思っていたのだけれど、
サイズが合わなくて、隙間ができるからヤメ。
壁に立てかけておけば、裏板が無くても大丈夫かな。

その場の思いつきでいじったわりに、なかなか良い出来♪
(と言っても、シンプルな木の枠に過ぎないんだけど。)
新しい部屋に下駄箱が無いコトを思い出して、玄関にたてかける予定。

うん、日曜大工にはまってしまった、日曜日でした。。

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