優しい気持ち

2004年8月23日
土曜日に、寮のにーちゃんから預かっていた(?)
大きくて見易いディスプレイを取り上げられ、
自分のディスプレイに戻りました。あー、目が疲れる・・・。

心に余裕がない人間は、チクチクするんやなぁ。

LAにいるはずの友達は、
取り敢えずいつもの彼に戻っている「フリ」をしていました。
知り合いのいない街で、ギャラの当てがなくなった仕事をする、
私から見れば、彼には全く似合わない状況で、
イルカの写真を優しい瞳で見ていたんだろうなぁ。

ふと、昔、「私のために忘れよう」と言って忘れるフリをした思い出を、
ホントに、簡単に、よみがえらせて、
正直私は戸惑いました。
良い捉え方をしたい。

「笑ってるヤツが勝ち」
そう言っていたけれど、私は必ずしもそう思わなくて。
いくら笑っていても、人の気持ちに鈍感なバカにはなりたくない。
自分の、自分たちだけの、幸せにしか目が無い人間には、
なりたくない。
笑顔の裏で、冷たい涙を知っている、そういう人間になりたい。
笑ってるだけが、幸せやない、勝ちやない、そう思うのです。

だから、
彼の前で幾人もの幸せな人が皮肉に笑いかけても、
それが世に言う「勝ち」なのかもしれないけれど、
私はそんな鈍感な人間には、なりたくない。

何もできないけれど、私はいつまでも応援し続けています。
彼の活躍を、居るべき場所での活躍を、願っています。

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