今ごろお詫び。

2004年8月5日 読書
第2冊目、『「ほめる」技術』鈴木善幸著。
人をほめるコトによって、人間関係を良くしていこう、
そういった趣旨の本です。
すごく当たり前のコトしか書かれていないのだけれど、
それが出来ていない人、結構います。
ほんの一言、ほんの少しの気配りで、
私たちの人間関係ってのは、大きく変わると思います。
「相手の存在価値を認めて、相手の味方になる。」
それだけで、相手は気分が良くなって、心を開いてくれる。
少しの気配りで良いのです。

この本の中で、「怒らずに叱る」というトピックがありました。
「怒る」というコトは、
自分の苛立ちを解消させるために、感情を相手にむけて爆発するコト。
すなわち、自分のための行為です。
一方「叱る」というコトは、
相手の成長を思って、自分のリスクを省みず、相手にネガティブなコトを伝えるコト。
つまり、「叱る」は、相手のための行為なのです。
怒らずに、叱らなければ、人は動いてくれません。

私は以前使っていた日記で、ある友達に関する書き込みをしました。
その相手は、私にとって受け入れ難い行為を、私にしました。
私が感じたコト、極力抑えてはいましたが、
ぶっちゃけないと、気がすまなくて、
綴った言葉は冷静でしたが、その奥には強い感情が存在していたと思います。
あぁいった書き込みをするコトで、私は自分を奮い立たせて、
負けないように、くじけないように、
自分にファイトを送った気がします。
それは、相手を少し攻撃する言葉で、相手を突き放した言葉で、
自分の感情を含めました。

あれは、自分自身のための書き込みだったのですが、
あの日記の書き込みを読むのは、私だけではなくて、
不特定多数の人が目にしたことと思います。
そういった場で、自分のコトだけしか考えていない書き込みは、
不適切なのかもしれません。

その結果として、当事者である相手も含め、
あの書き込みを見た人の心を、キュッと締め付けたのかもしれません。
あの日、私は何を書き込めば良かったのか、
やっぱり未だに分かりませんが、
個人を攻撃したコトは確かで、相手含めみなさんの気を害したことと思います。
少し、内容を考え直すべきだったのかな、と思います。
あれから1ヶ月も経っていますが、すみませんでした。

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