カイトテレビ撮影。

2004年7月19日
昨日、大勢の人が海水浴を楽しむビーチで、
スポーツカイトのテレビ撮影をしてきました。

うちの顧問が、カイトの組み立てから飛ばし方まで、
テレビ局の女の子に教えるという形で、
カイトを持って二人で歩いている後姿なんかを見て、
「なんかあの二人、デートしてるみたいだね。」なんて。(笑

カイトを飛ばすには、まず、
両手に持っているライン(糸)を、グイッと勢いよく手前へ引かなくてはなりません。
その女の子には、その勢いがなくて、
カイトが上がらず地に付いた状態で前進歩行をさせ、
「プロにもできない技だぞ!!」と、みんなで笑ってみたり。

ようやく上がったと思えば、左方向へ飛びながらカーブをしすぎて、
頭から落としてくれました。(笑
あんまり頭から落としてくれると、折れちゃったりするんですが・・・。
落とす度、顧問以外の私たち、ヘルパーは、
カイトを拾ってきて、飛ばせる状態へセッティング。
何度も彼女に振り回されました。

一番恐かったのは、
彼女のカイトがいつもの如く左へむかい、下を向きかけたその先に、
海水浴に来ている若い兄ちゃん二人組みがいたコト!!
「きゃぁー!!!!」
危うく、もう50cm違っていたら、激突してました。。。

私が初めて飛ばしたのは、たまたま福岡の大会会場でした。
「出場したら、何かもらえるから!」と、その場の勢いで参加させられ、
練習でカイトを飛ばさせてもらうと、みんな大はしゃぎ。
何をはしゃいでいるのかって、私が全然カイトを落とさないコト、
空の上で維持しているコト、
しかも、スムーズに右や左へ操縦しているもんだから、
相当ビックリされました。
形は良くないものの、ちゃんと種目を全部クリアでき、
みんながみんな認める「抜群のカイトセンス」で、
その日の内に賞品として、マイカイトを頂いてしまったんです。(笑)
『これじゃ・・・もう後に引けない・・・。』
それで現在、(名ばかりの)部長をやっているのですが。(苦笑)

で、ようやく昨日、
みんながみんな『抜群のカイトセンス』とはしゃいでいた意味が分かりました。
初心者って、神風特攻隊みたく常に頭から落ちるのね・・・。
こりゃ放っておいたら、カイトがいくつあっても足りないわ。(苦笑)

その後、グループでのプレイを撮影し、
ブルーアースとうちの学校のカイトクラブの宣伝をして、終りました。
(撮影中はずっとヘルパーやってんけど。)

実は今回は、日本トップレベルのご夫婦が、熊本から遊び半分で来ていて、
今回の撮影にも付き合ってくれたのです。
撮影後、ちょっとおまけで、私を「フォロー」に参加させてくれました。
(いくつかのカイトが先頭のカイトの後を追って、形を描く技。)
風が弱かったせいもあって、なかなか自由に動かせなかったのだけれど、
プロなだけあって、私を助けてくれて、本当に楽しかった♪
一人で演技するより、グループのが絶対面白いなぁ・・・。
(それまでに腕を鍛えなくちゃ、なのだけれど。)

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